カット評価について

カット評価は5段階でエクセレント、ベリーグッド、グッド、フェアー、プアー、となっています。問題なのは、グッドのランクです。というのも非常にグッドの範囲が広いからです。ベリーグッドに近いグッドもあればフェアーに近いグッドもあります。


ダイヤモンドを見ないでレポートの4Cに頼っている業者は、どちらのグッドか評価できないのが実情です。同じ価格なら、私はベリーグッドに近いグッドのダイヤモンドを手に入れます。
先ほど述べた公式はその一つの目安となりますので、是非覚えてください。


又、ダイヤモンドの重量はルース(裸石)の状態でしか測定できませんが枠にセットされたダイヤモンドでもサイズを測定する事が可能であれば、先程の式を用いて推定重量を求める事ができます。

どんな時に必要?

枠に刻印された重量が正しいかどうかの判断すなわちダイヤモンドを入れ替えていないか、もしくは故意に重量を変えて刻印していないか、などという時に確認するのに非常に便利です。


質屋さんは、特にこの様な事に注意を払っています
すべてのものにいえる事かもしれませんが、書かれたもの、言われた事を単に鵜呑みにはせず、そのことを参考程度におさめ、最後は自分でそのもの自体を確認するという事が大切なのです。


単に「寸法」という項目ですが、その一行が物語っているものは、ただダイヤモンドの測定しか書かれていないと思うのではなく、又はその記載された数字をふまえて、どう理解するかというお話です。


たった3つの数字と言ってしまえばそれまでですが、そんな単純な数字から分かる事は数多くあります。


単純な何気ない仕草、言葉から相手の考え、気持ちを知るやつみたいに。。。