理解できない「C」クラリティ
クラリティグレードについてお話しをしていますが、実はこのグレードの表現を理解するのはとても難しいと思います。
言葉の表現ではわかりそうな気もしますが、実際のところ各グレードのボーダーラインとなると理解に苦しみます。
「クラリティのランク」の表では、内容の欄に色々な表現を使って分かり易い言葉で書いていますが、実際に始めてダイヤモンドをみる場合、このような言葉で理解できるでしょうか?
頭で一生懸命その言葉を想像し、理解しようと思えば思うほど迷ってしまいます。
例えばVVS1「極めて見えにくいインクルージョン」とVVS2の「非常に見えにくいインクルージョン」の違いは考えても仕方がないとは思いませんか?
実は、クラリティグレードは頭で理解できる「C」ではないのです。
経験がすべての「C」なのです。
では、それはどうしてかということを今までお話したことを振り返りながら説明したいと思います。